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トレハロース - 保湿トレハロース
保湿

 デンプン由来の二糖類でブドウ糖が2つ結合したものです。キノコ、海草、酵母、藻類、そして海水の中にも豊富に含まれています。高い保湿性があり、干椎茸がよく水で戻るのもトレハロースを含有するためです。
 トレハロースは自然界の多くの動植物や微生物の生体内に存在し、その特徴として変色抑制、たんぱく質変性抑制、冷凍耐性、澱粉老化抑制、鮮度維持、そして吸湿抑制などがあげられます。


 人間をはじめとし、全ての動植物は、水分がなくなると生き残れません。しかし、昔から、完全にひからびて死んだような状態でも水をごく少量与えるだけで生き返る生物の存在が知られていました。たとえば、砂漠に生息するイワヒバという植物、クマムシ(緩歩動物)、酵母などは乾燥してから何年経過したとしても、水を与えてあげるだけで生き返ります。このことは長年「不思議な現象」として取らえられ原因が分りませんでした。近年、この「不思議な現象」には、生物の細胞内にある糖が大きく関わっているということが分かりました。「トレハロース」です。トレハロースが水に代わり、細胞を守る働きをしているようです。トレハロースは、別名「命の糖」「復活の糖」と呼ばれています。


 旧約聖書の出エジプト記(モーゼがイスラエルの民を率いてエジプトから脱出しイスラエルの地を目指す場面)に興味深い話があります。
 イスラエルの民が砂漠をさまよっている時、神ヤハウェの啓示に従い、パンの代わりに荒野の表面にあるうっすらと白い“フレイクのようなもの”を食べて飢えをしのいでいました。人々は、蜜の入ったウエハースのような味のするそのフレイクのようなものをマナと呼び、カナンの地にたどり着くまでの40年間、それを食べ続けたのです。
 この話にでてくるマナというものの一種にtrehala mannaがあり、それにはトレハロースがたっぷり含まれています。トレハロースの語源はそこからきています。


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